展 15年 テーマ

2015/01/01

15年のテーマは「展」です。

 「展」は、発展・展覧・展開の「展」です。「おしのばす。平らにひろげる。どこまでも伸び広がる。また転じて、隠れた才能をひろげて見せる。のばす。」という意味合いがあるとされている。

 どちらか言えば弊社は、User eXperience(UX) を高めた使いやすいソフトをオンプレミス(自社運用)で使用するシステムが、主力製品です。ところが14年の夏、得意先より新たな業務サービスを始める旨の情報を得たので、あるアイデアがあり、クラウドを使ったWEBアプリにより、他に無い付加サービスを提供するように提案した。これが客先から非常に高い評価を得て、結構の大型案件が一気に受注の方向に進んだのです。これは、クラウド上に構築するデータベースを活用するもので、ただ単にSaasとしてシステムを提供するだけというのとは異なる。あの種のソフトは、不具合が頻発するので、そのメンテを容易にするというのが最大の目的であったり、ただデータを入れるだけで、操作性に劣るものが多い。
 
 これまでWEBアプリは操作性に難点があるのが多かったので、弊社が得意とする長所を活かせないと考え、その採用を逡巡していた。しかし今回のWEBアプリは、それをはるかに凌駕する利点があり、操作性もある程度改良できる目処が立ったので、クラウドを使ったWEBアプリに進出することを、決意した。そこにはあるこだわりがあり、ただ単にデータを入力・登録するに留めない、他にはない仕組みを盛り込む予定である。
 
 クラウドを使ったWEBアプリとしては、Silverlightを使用したヨットGPSデータの航跡表示と、Rubyを使ったスケジュール管理があるが、15年には本格的に、他にはない高機能の業務ソフトを提供し、ジャパンクォリティーの展開をしようと計画している。

廣崎 清司

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